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2024年8月の記事一覧

第25回全国高校生自然環境サミット 2日目【夏季休業中の活動③】

 夏季休業中の7月24日(水)~7月26日(金)の3日間にかけて開催された「第25回全国高校生自然環境サミット」。本日は、2日目の様子をお届けします。

 2日目からは、舞台を標茶町に移し、最初に釧路川のカヌー川下り体験を行いました。天候にも恵まれ、釧路湿原ならではの植物や動物を、標茶高校の生徒のガイドと共に堪能していました。カヌー体験の後は、標茶町博物館「ニタイ・ト」を見学し、標茶町の文化や自然について学びました。

 見学後は標茶高校へ移動し、ニタイ・トの元永氏を講師としてお迎えし、海洋ごみ問題など様々な環境問題についての講話をいただきました。その後には、参加校の生徒を3班に分け、ここまでの体験や発表・講話の内容をもとに、北海道の自然環境について感じたことや現代社会における環境問題に対してどのように考えているかなど、様々なテーマでグループワークを行い、さらに交流を深めていきました。どの班も、自然環境について積極的に意見を述べながら話し合いを行っており、今の自分たちに何ができるのかを考えることができていて、とても素晴らしかったです。

 さらに夜は、標茶高校産の野菜を使った、鹿肉カレーを食べました。参加していた皆さんが美味しそうに食べていて、中には何杯もおかわりしていた方もいました。なかなか食べることのできないものであると思うので、喜んでいただけて嬉しいです。就寝時はテント泊で、キャンプ気分を味わいながら夜を過ごしていました。

 2日目はカヌー体験から交流活動まで、盛りだくさんの内容となりました。その中で、学校を越えて打ち解け合いながら、新たな知識や経験を得ようとしている姿がとても印象的でした。