
「きっとあえる 君のイイ顔!!」をキャッチフレーズに、ふるさとの歴史や文化、地域の自然環境を学びながら、21世紀をたくましく生き、地域に貢献できる人間を育てることを大きな目標として、本校は平成12年4月に「総合学科」に生まれ変わりました。
それを機に、標茶町の基幹産業である酪農業の理解や、本校独自の学校必修科目の学習・体験を教育の中心に据え、「文化理解」「地域環境」「酪農・食品」の3系列を配置し、周囲の豊かな自然環境を生かしながら生徒の興味・関心、能力・適性に即応する学習の場を提供しています。
さらに、ふるさとの歴史と風土に学びながら、地域の在り方・循環型社会の有用性・人と社会の関わり方の理解や情報発信、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の育成といった、教育推進の焦点化を明瞭に掲げていることも大きな特徴です。時間割を自ら組み、実習や外部講演など体験的学習が多いことから、全体的に積極的で開放的な校風がかもし出されています。
東京ドーム約55個分に相当する255haもの広大な敷地(地続き)は、高校としては日本一広い敷地面積です。校舎裏の軍馬山には清流が流れ、希少植物ベニバナヤマシャクヤクが群れ咲き、タンチョウやアカゲラが飛来する豊かな自然環境の中で、放牧型酪農を展開しています。
校内には、視聴覚、音響施設を整えた160人収容を可能とする講義用教室や情報処理室(2室)、肉加工、乳加工、製菓・製パンの実習施設を備えています。加工製品は鉢花や野菜とともに町内の「うまいもん発見市場」やアンテナショップ「グラスランド」で毎月定期販売され、地域の絶大な人気と信頼を集めています。
本校には3系列(本校ホームページ「総合学科」参照)があり、ふるさとの歴史や風土に学びながら、地域の在り方や循環型社会の有用性、人と社会の関わり方などをそれぞれの系列の特徴に応じて学ぶことができます。
また、教育全体を通じてコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の伸長をはかることも、教育のねらいの一つとしています。
学力検査、面接、調査書等を参考に総合的に判断しますので、特に○○ランク以下はダメということはありません。
標茶町、弟子屈町、浜中町、釧路町、釧路市、鶴居村、別海町が多いですが、更に遠くの地域からの入学生もいました。また、道外からの受検者もいます。
面接と作文です。作文は標茶高校での学習に対する意欲などを原稿用紙に書くものです。面接は、さまざまな角度からあなたの入学意欲をみます。一人15分程度です。
総合学科での学習で自己実現を図ろうと考えた生徒や、農業後継の意志が強い生徒、あるいは生徒会活動や部活動でリーダー性を発揮してきた生徒が受検しています。
最低ランクにこだわる必要はありません。
総合学科は単位制ですから、入ってから本人のペースで学習を進められます。本人の努力次第で普通高校へ進学するよりも高度な知識や技能を身につけやすく、国立大学へ進む道や有名企業や 公務員に就職する道も開かれています。
どちらが有利ということはありません。
推薦枠は定員の50%です。総合学科で積極的に学びたいという生徒が推薦に挑戦してください。
提出物の期限を守るなど、まじめに授業を受け、意欲的に授業に参加し、勉強への興味や関心を持ち続けることが必要です。1年次の数学Tや英語Tでは習熟度別クラス編成を行い、2年次以降は自分の興味・関心に応じた時間割を組むことがでるので、学力差があっても自分に合った選択ができるはずです。就学意欲があり、しっかり登校して、人の話を聞く強い姿勢があれば大丈夫です。
事前にご相談ください。中学校での状況をうかがったり、本人との面談が必要な場合があります。
総合学科になってからは、北海道大学、旭川医科大学、室蘭工業大学、釧路公立大学、教育大学釧路校、北見工業大学、日本赤十字北海道大学、法政大学、明治大学、札幌大学、札幌学院大学、酪農学園大学、市立名寄短期大学など、看護学校は道立釧路看護学院、小樽准看護学院などへ進学しており、毎年6〜8名程度、国公立大学へ合格しています。
JA(標茶、中標津、別海)、標茶町森林組合、柳月、屈斜路プリンスホテル、阿寒グランドホテル、全日空ホテル、日本ニューホーランド、釧路トヨペット、斜里バス、浜中福祉会、東部ダイハツ、イオンなどの民間企業や酪農業、加工生産業、園芸業などの自営業に就いています。
3年間を通した「進路ガイダンス機能」をフルに活用し、「産業社会と人間」や「課題研究」といった科目にHR、学年単位の調べ学習やカウンセリングの手法を取り入れながら取り組ませることなど、個々の個性や能力を引き出し、一人一人にきめの細かい指導を行っております。
本校には遠隔者寮(定員50名)があります。要件に関しては、お問い合わせください。
選択科目の中には定期試験を行わず、レポート提出によって評価する科目が増えます。そのため、レポートや課題提出は大変重要になります。
定期試験の素点には「赤点扱い」というルールはありません。しかし、評定1については「修得」が認められないなど、大きな制約があります。
標茶町は、釧路湿原国立公園・阿寒国立公園・知床国立公園という3つの国立公園に囲まれています。その貴重な学習フィールドを生かし、「自然との共生」を考えさせるため、科目「農業と環境」を1年次に全員必修としています。
また、1年次の4月に実施する「宿泊研修」では、阿寒湖畔でのフィールドワークや、木彫りなどの体験学習、アイヌシアター「イコロ」での人形劇鑑賞、そして人間関係づくりのためのエクササイズを行っています。
教育課程では、平成17年度に全国に先駆けて学校設定教科「環境(現:理数)」を設置しました。 科目の枠を越えて学習することができ、更に標茶高校の教育活動全体を通じ環境教育を実践しています。
平成18年からは「北を活かす人づくり」推進事業のセンター校として3年間の指定を受け、「食」と「観光」をテーマに新商品の開発やイベントの企画などを提案しました。平成27年度卒業生より、「食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)」の認定も行っています。この資格のレベル2を認定されるのは道内では本校だけです。
書類提出による届出制で、別に定める注意事項を守ってもらえれば、できます。
良い社会経験となるよう校則はもとより社会ルールやマナーをしっかり守り、自分自身の成長に結びつくように行ってください。
※アルバイトにおける注意事項
第1条 アルバイトは、保護者・担任・雇用主の確認の上、学校に届け出を提出するもの
とする。但し、次の基準に該当する場合、届け出は受理しないものとする。
1 帰宅時間が午後9時を超える場合
2 保護者居住地を外れ、宿泊を伴う場合但し実習を伴う場合は別とする。
但し、原則として寮生、下宿生についてはこれを認めない。
3 18歳未満出入り禁止の職種
4 車両を使用する仕事及び危険な職種
5 酒類を提供する職種
第2条 アルバイトをする生徒は、次にあげる項目を十分留意してアルバイトを行うもの
とする。
1 就業中にあっても高校生であることを自覚し、服装・態度に注意し、金銭面及び交
友関係についても気をつけること
2 学業及び学校の活動に支障がでない範囲で行う。
3 テスト1週間前及びテスト期間は行わないものとする。
バイクも四輪も全面禁止です。(取らない、乗らない、乗せない)
いつでも可能です。できるだけ事前に来校の日時と特に興味のあることや、お知りになりたいことなどをお知らせください。スタッフが資料を用意してお待ちします。
また、メールでのお問い合わせも受け付けております。随時ご利用ください。